代表挨拶

   代表  東京大学教授 福田 裕穂
Tel: 03-5841-4461 / Fax: 03-3812-4929 / Email: fukuda@bs.s.u-tokyo.ac.jp

「植物CO2資源化研究拠点ネットワーク(Network of Centers of Carbon Dioxide Resource Studies in Plants: NC-CARP)」は、文部科学省 大学発グリーンイノベーション創出事業「グリーン・ネットワーク・オブ・エクセレンス(GRENE)」事業 植物科学分野として平成23年度にスタートし、11の研究機関により研究を推進しています。

二酸化炭素排出による地球温暖化や、枯渇しつつある化石エネルギーなど、顕在化する地球環境問題を解決するためには、植物や微生物を利用したクリーンエネルギーや二次代謝産物の利用によるグリーンイノベーションが21世紀には不可欠の科学技術になりつつあります。これまで植物における生命現象の理解や、食糧生産のための品種改良などに主眼を置いた植物・微生物科学研究を結集し、「バイオエネルギー」「バイオリファイナリー」による現在の社会的な課題、「CO2資源化」のための技術革新が求められています。

NC-CARPでは、国内植物科学研究の高い基礎研究能力を有する研究機関、さらに応用微生物研究やバイオプロセス化技術など日本が高いポテンシャルを持つ先端応用技術を有する研究機関を統合するネットワークを形成し、CO2資源化を進めるための技術基盤を作ることを目指します。

具体的には、「スーパーバイオマス育種拠点」による生産性が高くかつ工業原料として利用しやすいバイオマス育種のための研究、「バイオマス利活用拠点」によるバルクおよびファイン化学品の高効率生産のための研究を進め、異分野融合による新技術創出の新展開を目指します。さらにNC-CARPでは、提案する研究の実践だけでなく、次世代を担うCO2資源化研究者の養成を目指した教育プログラムも進めていきます。これまでにない、理学(植物・化学)、農学(育種・農芸化学)、工学(生物工学・化学工学)、企業、国際研究所をつなぐ広範かつ革新的な連携事業です。詳しくは研究組織と研究内容をご覧ください。